ヤマモモ(山桃)

2025年10月18日

科名: ヤマモモ科ヤマモモ属
学名: Morella rubra

特徴 常緑高木で、高さ10〜20mになります。葉は厚くて光沢があり、縁のギザギザ(鋸歯)はほぼ無く円滑。雌雄異株で、春(3〜4月)に小さな花を咲かせます。

果実 6〜7月に直径1.5〜2cmの球形の果実が赤く熟します。表面に小さな突起が密生し、甘酸っぱい味がします。生食のほか、ジャムや果実酒に利用されます。

分布と生育環境 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄に自生。暖地の山地に多く見られ、公園樹や街路樹としても植栽されています。

豆知識

  • 根に根粒菌が共生し、痩せた土地でも育ちます
  • 樹皮は染料として利用されてきました
  • 果実酒は疲労回復に良いとされています

見頃

  • 花:3〜4月
  • 果実:6〜7月